振動

減衰振動の一般解

前回に続きまして,今回は減衰振動の一般解です 減衰機構は速度依存型とします damped oscillation.wxm 減衰振動の運動方程式を%o2式に示します 単振動の運動方程式に減衰力の項を追加した形です ばね剛性kを固有角振動数ω0で,粘性減衰係数aを謎の数bでそれ…

単振動の一般解

単振動の運動方程式の話が出てきたついでに一般解について触れておきます wxMaximaだと2階の常微分方程式をそのまま解いてくれるので特に話すこともないんですが・・・(´・ω・`) simple harmonic oscillation.wxm 単振動の運動方程式を%o2式に示します 何…

運動方程式とラグランジアン その3

「ランダウ=リフシッツ物理学小教程 力学・場の理論」31頁の例題【問題1】です これは2重平面振子のラグランジアンを計算せよ,というものです 2つの質点をm1, m2とします 糸l1およびl2が鉛直方向となす角度をθ1, θ2[rad]とします lagrangian3.wxm x1, y1, …

運動方程式とラグランジアン その2

前回に続き,今回は単振子(simple pendulum)を考えます 質点の質量をm,糸の長さをlとします lagrangian2.wxm x, y : 直交座標系による位置 θ : 糸の鉛直方向となす角[rad] v : 速度(dθ/dt) %o1で,x, y, θ, vが時間に依存することを宣言します(画面出力…

運動方程式とラグランジアン その1

今回はラグランジアン(Lagrangian)のお話です 構造力学の問題を解くときに運動方程式を立てますが,この根拠は解析力学(analytical mechanics)によります 解析力学については触れませんのでテキストやWebを参照ください 「ランダウ=リフシッツ物理学小…